
2022年4月グラフィック・メディスン定期勉強会のお知らせ
『がんに挑む女――本当に起こった物語』と『がんは私を浅薄な心にしてしまった』を読む
乳がんをテーマにした対照的な2つのグラフィック・メディスン作品を中心に、マンガ作品のわかりやすい「情報」の見える化と、ビジュアル・ナラティブによって語られるさまざまな「情動」の表現を体験します。
プチ倫理哲学カフェ体験もあります!!
メインスピーカー(敬称略)
中垣 恒太郎
専修大学文学部英語英米文学科教授
アメリカ文学・比較メディア文化研究専攻。日本グラフィック・メディスン協会代表。日本マンガ学会海外マンガ交流部会、女性MANGAプロジェクトなどに参加。文学的想像力の応用可能性を探っている。
ゲストスピーカー(敬称略)
矢内 良太
『病気がみえる』シリーズ担当編集長。
株式会社メディックメディアで、医学書の大ベストセラー『
上村 崇
福山平成大学福祉健康学部教授。哲学者、倫理学者。
現象学(情緒と価値)、応用倫理学(情報倫理学・科学技術倫理学)。クリティカル・シンキングにもとづいた道徳教育プログラムの開発に携わる。福山平成大学附属図書館長として2018年より『図書館de哲学カフェ』を主催する。
どなたでも参加いただけます。お気軽にご参加ください。
患者や患者家族の病の経験への理解と共感に興味を持つ医療従事者の方にもおすすめです。
開催日:4月17日(日)14:00~16:00
配信媒体:Zoom
参加費:1,000円(GM正会員は無料です)
【正会員特典】
・有料の定期勉強会無料(年10回予定)
・定期勉強会アーカイブの共有
・不定期の有料企画イベント割引
・グラフィック・メディスン会誌(1,000円)と日本の医療マンガ50年史(2,200円)各1部プレゼント
開催概要
第2回勉強会では、『がん』を取り扱うGM作品を「情報」と「情動」という2つの視点に注目しながら紹介します。その後、「情報」と「情動」について、ゲストのお話をうかがいながら考えていきます。
例えば、インフォグラフィックやピクトグラム、グラフィックレコーディング等、「情報」をビジュアル化(見える化)するコンテンツは、全ての人に同一の情報が届くように(受け手の解釈による差がでないように)指向していきます。
一方、GM作品で描かれる「情動」、例えば闘病の苦しみ等は、本来明確な言語化を拒むものです。なかなか言葉にできないものに作者が向きあい描くことで物語った作品は、それぞれの読み手が持つ物語に作用しさまざまな影響を与えていきます。
「情報」に関するゲストスピーカーは、株式会社メディックメディアで『病気がみえる』シリーズを担当する矢内 良太編集長です。最新刊の『がんがみえる』を例に、今やチーム医療を担う医療人共通のテキストとなった『病気がみえる』シリーズの「情報」を取り扱う上での制作の工夫等についてお話を伺います。
そして、「情動」に関するゲストスピーカーは、福山平成大学福祉健康学部教授の上村崇さんです。倫理学者であり哲学者でもある上村教授が2018年より主催されている『図書館de哲学カフェ』の取組みについてご紹介いただきながら、当日紹介する『がん』のGM作品と「情報と情動」をテーマにしたプチ倫理哲学カフェ体験を企画しています。
例えば、インフォグラフィックやピクトグラム、グラフィックレコーディング等、「情報」をビジュアル化(見える化)するコンテンツは、全ての人に同一の情報が届くように(受け手の解釈による差がでないように)指向していきます。
一方、GM作品で描かれる「情動」、例えば闘病の苦しみ等は、本来明確な言語化を拒むものです。なかなか言葉にできないものに作者が向きあい描くことで物語った作品は、それぞれの読み手が持つ物語に作用しさまざまな影響を与えていきます。
「情報」に関するゲストスピーカーは、株式会社メディックメディアで『病気がみえる』シリーズを担当する矢内 良太編集長です。最新刊の『がんがみえる』を例に、今やチーム医療を担う医療人共通のテキストとなった『病気がみえる』シリーズの「情報」を取り扱う上での制作の工夫等についてお話を伺います。
そして、「情動」に関するゲストスピーカーは、福山平成大学福祉健康学部教授の上村崇さんです。倫理学者であり哲学者でもある上村教授が2018年より主催されている『図書館de哲学カフェ』の取組みについてご紹介いただきながら、当日紹介する『がん』のGM作品と「情報と情動」をテーマにしたプチ倫理哲学カフェ体験を企画しています。
テーマ書籍:
『Cancer Vixen: A True Story』
『がんに挑む女――本当に起こった物語』未訳
Author:マリサ・アコセラ・マルシェット
Publication Date:2006年
Publisher:Knopf Publishing Group
Publication Date:2006年
Publisher:Knopf Publishing Group
医療費の高いアメリカで保険未加入であることの大変さが描かれた作品。保険未加入の状態から乳がんの診断、治療という過程をコミカル且つ啓発的に描いている。『ニューヨーカー』や『ニューヨーク・タイムズ』など大手の媒体で活躍している作者だけに、雑誌のイラストのように明解でわかりやすい絵柄に特色があり、一般の読者にも伝わりやすく表現されている。
『Cancer Made Me a Shallower Person』
『がんは私を浅薄な心にしてしまった』未訳
Author:ミリアム・エンゲルバーグ
Publication Date:2006年
Publisher:Harper Collins
Publication Date:2006年
Publisher:Harper Collins
43歳で乳がんになった作者。がんの発覚により人生のあり方が激変していく際の心境や境遇をマンガで記録し、マンガを描くことを通して心の落ち着きを取り戻していく。抗がん剤による吐き気や脱毛の様子が克明に記録された、がん治療をめぐる闘病体験記であり、病と共に生きることをめぐる哲学的な人生論の趣も持つ。

事前予約制です。予約なしでの参加はできません。
会場のURLは参加者にのみ、前日までにお知らせします。
会場のURLは参加者にのみ、前日までにお知らせします。
申込締切:2022年4月16日00:00までに、お申し込みください。
グラフィック・メディスン定期勉強会申込フォーム
問い合わせ先
一般社団法人日本グラフィック・メディスン協会事務局 担当:落合
電話番号:08073073009 MAIL:jimukyoku@graphicmedicine.jp
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